ネットでネットワークビジネスについて調べていると必ず出てくる話題が「借金」です。
ビジネスで借金(ローン)は活用することも戦略上非常に意味があることなのですが、ネットワークビジネスではそれほど大きなお金を必要としないはずがなぜ借金をしてしまうのでしょうか?
原因は選ぶ会社のミスや本人の行動力・手法に問題があるので「ネットワークビジネスで失敗して借金つくっちゃった!」とならないように予備知識を身につけましょう。

どうして失敗して借金まで?

ネットワークビジネスのお話で、最初に23万円ほどで商品を購入して登録すると、後々もらえるボーナスやお給料が無料で登録するよりも、すごく多くいただけるという内容。さらに人を紹介しても紹介料が返ってくるから、20万円ぐらいすぐに返せるよ!ということ。私は興味をもったのですが、まだ若かったのもあり、そんなお金は手元にはありませんでした。
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そして、そのビジネスを始めるもなかなかうまくいかず、すぐに返済できると思っていたのとは裏腹に結局23万円で商品をまとめて購入。その23万円分のローンだけが残ってしまうという事態になってしまいました。

借金の中身の大半はこちらの事例のように「登録費用(初期購入)」もしくは「商品の自己購入」です。
ネットワークビジネスは口コミを利用して商品を拡散する商法ですから、販売する本人もしっかり商品に関する知見は必要であることと、登録して全く売り上げが立たないのもビジネスとして成り立ちませんのでどの会社でも多かれ少なかれ初期購入は発生します。
紹介した事例ではこの初期費用が23万円で、借金を作って失敗したという事例として取り上げられています。

ビジネスとしての23万円

ビジネス規模からとらえると23万の借金は大きな金額なのでしょうか?
この事例は20代前半の若い方で仕事を始めたばかりということを考慮すると約1か月分の給与ということになります。
独立開業・フランチャイズ・代理店ならアントレのような事業オーナーを募集するサイトを見ると数万円から数千万まで幅広くプランが用意されています。
それらと比較すればむしろ安い部類ですので、問題は勧誘の際に事業主としてスタートするはずが買い物と同じような軽い気持ちでビジネスを始めてしまったことであると考えています。

勧誘の際にしっかり設計すること

ビジネスのスタートはかならず勧誘から始まります。これはネットワークビジネスが口コミ拡散型のビジネスモデルですので誰かに紹介してもらわないと参加できないからです。
今回の事例であれば23万のお金を借りる時に「何を」「どうやったら」「いつ」初期投資を回収できるのかイメージができていたらこんなことにはなってないと思います。もちろんビジネスですので不確定要素は存在しますが、収入になる為の仕組み(ビジネスモデルやプラン)についてはしっかり説明を受けたうえで「自分にできるかどうか」はジャッジが必要です。

もし少しでもできなそうと思うのであれば手を出さない方が賢明ですし、勧誘されたときに「簡単」「誰でもできる」といった営業トークには乗らないこと。すべてにおいて具体的に今後の行動や時間の使い方について議論しなければなりません。
大抵、「副業でできるって言っていたのに」「話が違う」とうまくできなかったことを「失敗」と認めたくないので、マイナスの事象に対して言い訳しかしないのです。

書きかけの記事の為、後日追記致します

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