特殊なスキルがあるわけでも専門知識があるわけでもなくただただ毎日不安。
そんな時に知人から「いい仕事があるんだけど」そんな誘いが来たことはないでしょうか?
普段人から誘いを受けることも少ないのにどうしたんだろう。。。それはネットワークビジネスの勧誘でした。
この記事を読めば120%ネットワークビジネスの勧誘を断ることができますので明日から活用してください。
まずは勧誘の流れを見ていきましょう。

ネットワークビジネス勧誘の流れ

勧誘その1「突然の電話」

全然連絡がなかった人から突然LINEが入ります。
「久しぶりー最近どう?」最初は何気ない会話を数回した後、仕事のことを聞いてきたりとにかくあなたの状況を知りたがるはずです。
サラリーマンであれば多かれ少なかれ仕事に不満を持っていますし、あなたの口からお金が欲しいような言葉を拾えないか探っているのです。
もし「稼げる仕事探している」などと口にしてしまったら次の一言は「いい仕事があるんだけど一度カフェで話せないか?」とアポを取り付けてくるはずです。

勧誘その2「カフェで面談」

大体呼び出されるのはカフェかファミレスです。
相手もゆっくり話したいですし、警戒されないよう何気なく呼び出します。
いざ店に来てみると見慣れた知り合いと同席しているあなたの知らない人も一緒にいるはずです。(後から登場するパターンもあります)

話を聞くと、知り合いと一緒にビジネスをしている人でたくさん稼いでいたり知り合いを助けたりしているそうです。
「とにかくすごい人なんだ、この人についていけば間違いない」
「この人と一緒にビジネスをすれば権利収入で生活ができるようになる」
「会社に雇われていたって楽にはならない、今動く時だ」
といった言葉を浴びせられることが多く、なぜその人がすごいのかをあまり語ることはありません。
ここで言葉を鵜呑みにしてしまったら黄色信号です。

勧誘その3「是非セミナーに来てほしい」

今日知り合った人もなんだかすごそう。
ただその人が言うにはもっとすごい人がセミナーをやっているらしい。
そうやって勧誘を受けてセミナーに参加してみると大きなビルで数百人が集まり、登壇している人もすでに年商数千万はあるそう。
その場の雰囲気に圧倒され内容を信じ込んでしまう人も多く、その後の懇親会という名のクローズミーティングで契約してしまったら最後です。

断るタイミングと心構え

色々な勧誘方法がありますが悪質なも事例では会場でしつこく、缶詰にして契約に迫る人もいるそうです。
そんなトラブルに巻き込まれないためにも十分注意して行動し、怪しいなと思ったら早めに身を引くことです。

話に乗らない

相手も営業さんですので話に乗ってしまうと相手のペースに巻き込まれてしまいます。
毅然と「お金に困っていない」とアピールしビジネスに乗る気がないことを伝えましょう。
ネットワークビジネスはスキルがない人でも稼げることを理由にアポを取っています。
ですからそもそもお金は要らないという人に対しても切り口は少ないのです。

「人に言えない仕事ですよね」ときっぱり

マルチは昔から嫌われていますし禁止の国も多いです。
それもそのはず、他人を食い物にして生活する構図であり世界中の人が参加したら最下層の人間はその恩恵を受けることができないからです。
ですから「あなたたちはそちらの世界で生活して満足かもしれないが、私は一般社会で人と関わり生きていく必要がある。」ときっぱり伝えればそれ以上何も言ってくることはないです。

最終手段は通報

そこまではっきり伝えても拘束されてしまうこともあるかもしれません。
そんな時は強制的に会話を終わらせることも検討する必要があるでしょう。
日本人は穏便に済ませたいと思い、今我慢すれば済むならとそのまま相手を受け入れてしまいがちです。

相手もあなたを食い物にしようとしているだけですから、そんな気遣いは無用です。
消費者庁:連鎖販売取引法では勧誘の目的を告げずに誘い出す行為を違法としています。
ですから「マルチの勧誘だと告げずに誘いだす行為は違法である」と突きつければたいていの場合は退くでしょう。

結論:コツコツスキルアップが近道

楽して稼ぐことは難しいです。
ネットワークビジネスも限られた人達の間では人気がありますが、コミュニティが極端に狭くなりがちで人生を謳歌するには心もとないでしょう。
ですから、まずはあなたが社会のどんなニーズに応えられるのかを考え行動し勉強していくことがビジネスマンとして成熟する近道であると言えます。

私も学生時代からプログラミングを勉強し5年間いろいろなクライアントで仕事をしながら業界のことを知り、その後販売指導や営業を経て今に至ります。
努力なくして大成無し、まずはあなた自身と向き合うことが重要でしょう。

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