ここまでの記事でMLMについて概要を理解いただけたと思います。
ネットワークビジネスで失敗しないコツがあるとすればやらないことですが、どうしてもやりたい方のためにポイントをまとめました。
アップの都合で大切な友人からの信頼を失うリスクを背負っているのはあなたです。
大切な人やお世話になった方へ勧誘は控え、相手の気持ちを汲んだ言動をしましょう。
目次
やたらむやみにABCをやれば信用がなくなる
MLMではアップから必ずセッティングするよう指示されるのが「ABC」ですが、やたらむやみにやってはいけません。
一般的な営業と同じですがアップはあなたのリストが欲しいだけ、アップも自信の営業利益を増やすためにリストへアプローチして勧誘したいだけなんです。
普通に、営業をやったことがある人間ならきちんとしたフィルターをかけ、リストを選別するのですが、
ネットワークビジネスにおいては営業経験のない人間が多い為にそのフィルターを間違えてしまいます。
きいたことがあると思いますが「一番近い人間」でABCをセッティングするよう勧められます。
ABCで使うのはあなたとの「信頼関係」
一番近い人間、すなわち親友であるとか家族であるとか付き合いの長い人になると思います。
営業力がないの初対面の人に営業するのはかなりハードルが高いですし、会社名や商品だけではなかなか信用されないとわかっています。
そこで、あなたの信頼関係を活用し相手のターゲットを二人で口説くのです。
ただ、これ自体が悪いということはありませんがやり方を知らない人が多すぎるのです。
あなたの連れてきた人間に全く関係のない話をしたり、意味が分からない説明をしたり、そういった感情を無視したアップの都合だけで話を展開するために嫌われます。
素直な人ですとしっかり話を聞くのでアップの年収やMLMの成功者、製品などの夢物語をきいてすごいものであると認識しやすい傾向にあります。そうなりたいと思ったら洗脳完了です。
快感は、視床下部→大脳辺縁系（海馬、扁桃体など）→大脳新皮質→側頭葉→前頭葉を通る”Ａ１０神経（快感神経）”が、ドーパミンという神経伝達物質の一つを分泌し、それが扁桃体で快感として感じさせる。
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マラソンや宗教上の難行・苦行に対して、その苦痛がかえって大脳内にエンドルフィンを分泌
し、Ａ１０神経を興奮させ、いわゆる宗教的快感をもたらす。（要するに、”悟りの境地”というものは”肉的な”メカニズムに過ぎない）
有名なお坊さんもいっておりましたが、ドーパミンだけを活用した宗教的な勧誘方法では本当の意味での成功は勝ち取れません。
アップはあなたのリスクを考えているのか
先ほども少し触れている内容になります。
ABCやリストアップの際にアップはあなたのリスクを考慮して指示を出しているでしょうか？
ネット上に転がっている失敗談やMLM体験談を見ている限りでは、あまり考えている人はいないように感じます。
また、私自身もmixiを通じて色々なネットワーカーに勧誘を受けましたが、誰一人として私のリスクについて言及する人はいませんでした。
信頼を毀損するリスク
「リスクは全くない」と完全に洗脳されている人はおめでたいのですが、それでは人生うまく歩んでいけません。
すべての人と仲良くする必要もないのですが、交友関係は今まであなたが生きてきた中で築き上げた「大切なもの」であることは間違いないと思います。
それをたかだか数か月で知り合った人に洗脳され、壊されてしまうのは損でしかない。
MLMで成功するにはそういったリスクをしっかり踏まえたうえで、どのように行動すべきか提案のできる人を見つける必要があります。
【鉄則】強引な勧誘は無意味、相手に決めてもらう
どの営業にも言えることですが至極当たり前のことですが買うか買わないかは「お客さん」が決めます。
その判断に従うしかないのです。
強引に家に留まったり、相手を事務所に軟禁するなどは言語道断で違法行為です。
違法かどうかの前に、人として頭がおかしいことをしていることに気づかないことが一番の問題です。
求めている商品がそこにあって価格も折り合えば自然とお客さんは購入します。
もし、勧誘して断られたのであれば相手が求めていないし、条件も合わないという結論に至ったから「いらない」と断るわけです。
もしかしたら、そもそもあなたのことを信じていないのかもしれませんし、そういったいくつものハードルを越える為に何をすればよいか。
そういったことがわかっておらず、ただ人間関係だけを活用して洗脳するグループに入ったとしても成長できる環境ではないということは理解いただけたのではないでしょうか。
相手の将来を考えてあなたにできることはあるか
ビジネスで成功するにはスキルや経験が必要です。
MLMで勧誘するのは一般人ですので、特殊なスキルを持っている人の方が少ないでしょう。
あなたを勧誘したアップとあなた自身が寄り添って一緒に成長していく覚悟はありますか？
中には勝手に成長していく方もいるのですが、世の中そういううまくやれる方の方が少ないです。
ビジネスの性質上、下はつねに上を見ます。自分が支払った分が上の人たちの動力源になっていると考えれば「自分が給料を払っている」とすら思う人もいるかもしれません。
そういう人にあなたは何ができますか？
ABCはアップがダウンに対してできることをしています。これは一ついい例です。
（先も述べておりますが、アップが正しい方法を活用している場合に限ります）
つまるところ、アップやダウン、MLM参加者すべてに言えることですが
「本当にその人で大丈夫か」については熟慮する必要があります。
あなたがアップであれば、ダウンに何をしてあげられるのか。
あなたがこれからMLMを始めようと考えているのであれば、アップは人生を共に歩める人なのか。
あなたがMLMを始めたばかりであれば、本当に今のアップは信用できるのか。
きちんと考え納得したらあなたの人生です、信じて進むと良いでしょう。
ネットワークビジネスのコツがあるとするならば、それはやらないことだと思います。
理由は先がないビジネスであり、組織が崩壊する理由は上からではなく下からで全く稼げない時期があるということは今後もその状況に置かれる可能性があるということを考慮する必要があります。
相手の将来に必ず役立つ投資の知識
昨今、様々なサービスが登場しています。
私たちがお金を考えずに人生を謳歌する日も近いかもしれません。
毎月5万円、10万円と一定の金額が口座に振り込まれる仕組みがあったら？
怪しいと思うでしょうか、無理もありません。
日本では国内の資産を守りながら金融商品の認知向上を目的として金融商品取引法が定められています。
海外では当たり前の利率が国内では異常であったり、見慣れないものを見たときには怪しいと思うのも無理はありません。
投資対象や仕組みそのものが優れていることが理由で毎月金銭を頂戴できるのなら、使わない手はないと考えるのは自然ではないでしょうか。
